top of page

計装システム

■ 概要
  • 機械をプログラム通りに運転させるため、当社の装置はプロセスに関わる様々なデータ(温度、風量など)を測定し、PLCによって自動制御を行い、装置を稼動させております。
     

  • PLCや、MES等の上位システムをうまく活用することで、装置を動かすだけではなく、監査証跡の管理や、異常予兆検知システムの運用などが可能となります。当社は、ユーザー様の目的に適ったパウレック独自の計装システムをご提案させて頂きます。

PLC (programmable logic controller):自動機械の制御に用いられる制御装置。各信号の受信、プログラムを制御し、装置作動のための信号の送信を担う。
 

MES (Manufacturing Execution System):工場における生産ラインの各製造工程と連携し、製造工程の把握や管理、作業者への指示や支援などを行う“製造実行システム”。 入・出荷管理や、作業手順管理、品質管理、保守管理などの機能があります。

オーディットトレイル (監査証跡)
■ 概要
  • パウレック主要装置の流動層造粒・コーティング機、撹拌混合造粒機、および錠剤コーティング機のシステムに組込み可能!
     

  • データの整合性、安全性を保証するための「オーディットトレイル」をご提供します。
     

  • 2015 年に海外規制当局MHRA(医薬品・医療製品規制庁)が、データインテグリティに関するガイダンスを発行し、注目を浴びています。データインテグリティの生データであることを証明するために、製造装置の操作・変更履歴が改竄(ざん)不可の状態で記録できるオーディットトレイルを開発しました。

ks_p02-01_AT-1.JPG
■ 機能
  • 最大85,000 件の操作履歴を保存
     

  • パソコン不要のPLC & タッチパネルでのオーディットトレイルの為、パソコンをシャットダウンさせるまでの電源保持用UPS 不要
     

  • 日付、操作者( ログイン名)、操作項目、品目番号、 設定値変更前後の値等をタッチパネル画面に表示
     

  • タッチパネル画面表示の為、 改竄不可 ( 印刷機能はオプションとなります。)

ks_p03-01_AT-2.JPG
異常予兆検知システム
■ 概要

装置メンテナンスにおいて、AIを用いて従来の時間基準保全(*1)から状態基準保全(*2)へ転換し、より安定的な生産体制の実現と品質管理強化が可能です。また保全担当者の負担軽減にもつながります。
*1:装置の状態にかかわらず、一定間隔でメンテナンスを行う。
*2:異常が発生する手前でメンテナンスを行う(急な故障や障害に対応)

■ 機能
  • 複数の処方で監視パラメータを設定可能
     

  • 装置の状態を把握するために、複数のパラメータを同時監視可能
     

  • 複数のパラメータの関係性を監視し、異常時にはアラーム発報

IoTシステム
bottom of page