製品情報
撹拌混合造粒機(バーチカルグラニュレータ)
VGシリーズ
■ 概要
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粉体の混合・練合・造粒を一つの容器内で行える装置です。
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精密かつスピーディな混合、造粒ができるよう、ベッセル(容器)やブレード(撹拌羽根)、クロススクリュー(解砕羽根)の形状が最適化されております。
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バーチカルグラニュレータは、その性能、安全性はもとより、FDA、PIC/S、GMPなどの国際的な基準にも対応するように設計、製作されています。
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混合、練合、造粒の分野において、その確かな性能と信頼性は、国内はもとよりアメリカ、ヨーロッパにおいて広く採用いただいていることで実証されています。(欧米では提携先GLATT社/GAT社にて製造販売)
■ 原理
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「混合操作」
ベッセル(A)内に原料粉体(F)を仕込み、メインブレード(C)による粉体の撹拌と、高速回転するクロススクリュー(D)による解砕を行うことで、粉体原料内部に強いせん断作用が生じ、原料内部の分散がなされて精密混合が瞬時に行えます。 -
「造粒操作」
バインダー液を上部より添加することで、混合原料中にバインダー液がせん断・分散され、液架橋力による粉体同士の結合が行われて造粒が始まります。さらに、転動・圧密作用により、しっかりとした粒になっていきます。
加液量、回転速度、運転時間等の運転パラメータを調節することで粒子径分布・球形化・重質化の度合いを調整することが可能です。 -
「排出操作」
製品はディスチャージ(E)を開き、メインブレードを回転させることで、速やかに排出されます。 -
「調温機能」
ジャケット(B)内に温度調整された媒体を流すことで、ベッセル内を加温・冷却が可能です。
運転中の装置内の状態
(二種粉体の混合・造粒モデル実験)
撹拌造粒のイメージ図
医薬仕様
■ 特徴
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FDA・GMPに準拠した構造/部材で構成された製薬仕様の装置です。
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粉溜りや液溜りを回避する構造を採用し、分解洗浄も容易に行え、クロスコンタミネーションを抑えるよう設計されています。
■ 仕様
載せ替え方式 VG-25M/10/05型
5L
10L
25L
■ 特徴
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載せ替え方式の採用により、設置スペースのコンパクト化が図れます。必要に応じて5L、10Lのベッセルを追加できます。
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新設計により、容器の切り替え時間が短縮され、ハンドリングが容易になりました。
医薬コンテインメント仕様 CT型
■ 特徴
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高薬理活性の薬物取扱いに対し、コンテインメント性及び高レベルの洗浄性を実現したCTシリーズです。
コンテインメント性能
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装置内の薬物が外部に漏洩することがないよう気密性を確保。
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洗浄作業の際に作業者が粉粒体に暴露することがないよう洗浄ノズルを壁面一体構造として設置し、自動洗浄が可能となりました。
高レベルの洗浄性能
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粉溜まりがなく、洗浄液がゆきとどくような構造とし、高レベルの洗浄性を実現しました。
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自動洗浄は洗浄工程・洗浄時間の設定および化学洗剤による高レベルの洗浄性を実現しました。
■ 仕様
研究室仕様(超少量仕込) VGmm型
■ 特徴
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50~100mLの粉粒体の造粒操作が可能。メインブレードはZブレードを採用
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透明アクリル或いはガラス容器採用により内部流動状態確認可能。メインブレードはZブレード形状。ブレード・クロススクリューはトップドライブで微小原料の飛散防止。
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装置重量は30㎏で、卓上操作が可能です。
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回転数はつまみで変更。
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インターロックによる回転体からの作業者保護
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オプションにてリアルタイムのトルク表示可能。